工夫して「直置き」を無くしましょう
こんにちは。迅社会保険労務士事務所の小松です。
5S活動で必要なことの一つに「直置き禁止」があります。道具や工具はもちろん、備品や消耗品、段ボールに入った資材など、あらゆるものを直接床に置かないようにしようというものです。
工場のような環境だと床には水や油がありますので、直接床に置いてしまうと物が傷みやすいということもありますし、ものを大切に扱うという習慣や意識づくりにもなります。
直置きしないようにするためによく使われるのは、フォークリフトで使うパレットや「すのこ」が有ります。が、ちょうどいいサイズが手に入らないなどの理由で通路に物が直置きというのも良く見かけます。
ちょうどいいサイズが無ければ作ればいい。ということで作ってみます。塗装されたコンパネ材を使えば表面も保護された「ちょっといいすのこ」ができます。板幅は7センチ、長さ45センチ。45センチ四方のすのこになるようにしました。
たかが「すのこ」ですが、寸法は?、板の幅は?、板の隙間の寸法は?、板をどう固定する?など考えることが以外と沢山あることに気付きます。作ること自体は簡単ですが、自分で作ることで、工夫する、考える、こだわるというような意識も育てることができる。5S活動の大切さに改めて気付きました。