朝礼での読書発表会

2022年2月9日 0 投稿者: srhayate

こんにちは。迅社会保険労務士事務所の小松です。
会社の資産において従業員という「人」の要素は大きなウエイトを締めます。
そのためにも従業員教育訓練は欠かせません。一方、従業員の質やレベル、人柄となると、本を読む習慣があるか無いかで大きく変わってくるということを多くの従業員様を見させていただいた中で実感しています。そのような思いで最近行っているのが読書朝礼です。日替わり当番の人が、見開き1ページを事前に読み、自分なりに解釈した後、朝礼の場で自分の言葉に置き換えて発表し、その発表に対して他の方が自分の思いや意見を返すというものです。
短いなららも本を読む習慣になりますし、自分で解釈し人に伝わるように言葉を考えることで頭を使いますので、コミュニケーション能力等の開発にもつながります。
本の選定は読みやすく解釈もしやすいものも良いですが、一方で正論を説教しているような内容になる傾向にもなります。対話をしてお互いの理解を深めるという狙いもありますので、そうすると人間の価値観やあり方をテーマにしたものが良いですね。
お勧めは、致知出版社から出ている「1日1話読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」です。稲盛和夫氏を初めとする365人の
スペシャリストの仕事、生き方に対する価値観や思いが、1日1話としてまとめられています。1日1話なのでとても読みやすいですし、正論を説教されているのではなく、熱い言葉と心に響く内容ですので、共感からの学びを得ることができます。人により捉え方や心に響く部分も様々ですので、対話のテーマにするにもとても良いです。
朝礼の時間を活用しての読書発表会、検討してみてはいかがでしょうか。