5Sは会社のためにも利益のためにもなる
こんにちは。迅社会保険労務士事務所小松巧です。
5Sは誰のため?何のため?と聞くと仕事をしやすくしたり、効率よく仕事をしたりするためということが言えるかと思います。
それによって生産性が上がり会社の利益が上がるということにつながりますが、それだけではありません。
人は見た目の第一印象が大事ということと同じように、現場も見た目の第一印象が相当大事です。
これから取引を開始しようとするお客様が、この会社に仕事を任せて大丈夫かな?ということを判断するために工場見学をしたりすることが良くありますが、その際に工場の第一印象が大事になってきます。汚い機械だったり、床に道具や製品が落ちているような状態よりもきれいで整った工場に仕事を任せたいと誰もが思うはずです。
儲かる仕事は難しい仕事だったり、一つのミスが命取りになるような仕事ですが、そのような仕事ほど良い工場に任せたいと思うことは当然のことです。
つまり、5Sを通じて工場全体がきれいに整うと、工場としての印象・品格が相手に伝わり、結果として難しいけど儲かる仕事を受注できることにつながるということです。
お客様や外部の人を意識するということも5Sでは大事な観点ということですね。