人事評価研究会に出席してきました。

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こんにちは。迅社会保険労務士事務所の小松巧です。

先月末に石川県内の社労士同士で開催する人事評価研究会がありました。

今回のテーマは人事評価制度と賃金テーブルの変更で、実際に現在進行中の案件についての事例発表でした。

対象の企業は従業員数90名(正社員70名、パート社員20名)の某繊維関係製造業でした。

制度変更に至った経緯は、その企業の社長さんが世間相場と比較して賃金が低く、若い人材を募集するときに不利になるのではないかと思ったことがきっかけのようです。

実際に県内の企業と比較してみると、かなり低いことが明らかとなりました。

賃金水準が低い要因の1つは、評価処遇制度の運用が形骸化しており、能力評価が行われていなかったことです。

このため能力給の昇給が行われず、年齢給と勤続給で年間昇給が1,000円しか行われない状態が長年継続してしまったようです。

事例発表では、これまでの経緯と、支援で実際に使用した資料を見ることができました(実際の資料なので持ち帰ることはできませんでした)

その会社は退職金の算定に基本給を使っているので、基本給の昇給が多すぎると、退職金負担が大きくなることや、支給基準が明確になっていない手当もある等、問題点は多いとのことでした。

実際の資料を見ることができたおかげで、ほかの社労士がどのように人事評価制度のコンサルタントを行っているのかを見ることができました。

発表後の質疑応答でも、提案内容の問題を指摘したり、皆で議論したりして、こちらも勉強になりました。

事例発表の研究会は、これからも2から3か月おきぐらいにあるようなので、ほかの社労士とのつながりや、新しい知識をつけるためにも積極的に参加していきたいです。