最低賃金不払い違反は過去最高の11.6%

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こんにちは迅社会保険労務士事務所の小松巧です。

厚生労働省は、最低賃金の履行確保を主観とした臨検結果をこのほどまとめました。昨年10月に最低賃金が引き上げられ、石川県では718円、全国平均では780円となりました。この臨検は平成27年1月から3月にかけて全国13295事業所を対象に行われました。

最低賃金不払いの状況は

最低賃金不払いのあった事業場・・1545事業場で過去最高水準(11.6%)

業種別の違反率・・保健衛生業(15.6%)、接客娯楽業(13.0%)、製造業(12.6%)

さらに、細かな業種区分で見た違反率は・・電気機械器具製造業(20.8%)、社会福祉施設(16.2%)、繊維工業(14.8%)

 パート・アルバイトが多い業種で違反が多いようです。

最低賃金不払いのあった従業員の割合は、監督指導を行った事業場の全従業員数161,377人のうち5,262人でした。

違反に対する認識は、最低賃金の適用を受けることは知っていたが、額は知らなかった(52.2%)が最も多かったようです。

最低賃金は本年10月にも改定されますが、昨年に続き高い上昇率が予想されます。また、石川県では新幹線効果もあり、高い上昇率となることが予想されます。

調査の詳細は近々厚生労働省のHPで公開される予定です。