タグ「新渡戸稲造」が付けられているもの

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

修養 新渡戸稲造著 角川ソフィア文庫を読みました。

引用開始

 僕は少青年が志を立てるに際しては、仕事を目的とし、名と利とは度外に置くことを望む。もちろん仕事を目的として、着々誠実に進行すれば、名とか利とかが不知不識(しらずしらず)の間に伴うてくることがある。伴うてくるものを、特にこれを避ける必要はない。もっともなを得たため心高ぶり、利を得たため身が奢る傾向が現れたなら、例え自然に来た名利でも、これを辞するにしかぬ。いわんや進んで名と利を求むるがごときは最も避けくべきである。しかして新たに志を立てんとするものは実際の仕事に見て去就を決めてもらいたい。

引用終了

 自分もそうでしたが、新卒のころは何をしたいかわかっていないのですが、わかったようなことを言いたがる傾向にあります。

 新たに志を立てんとするものは実際の仕事を見て去就を決める。

 時代を担う若者に「実際の仕事」を見てもらえるような「仕事」ができているのだろうか

 自問自答しながらそれに向かって一歩でも前に進んでいきたいと思いました。

修養.jpg

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

今年から読んだ本のうち、感銘を受けた本の記録を取っておきたいと思いました。

また、いろいろな方からどんな本を読んでいるのか? 

お勧めの本を紹介してほしいというご依頼もいただいていることから記録にとることにしました。

修養 新渡戸稲造著 角川ソフィア文庫 を読みました。

文庫本にするにあたり、現代表記で私にも読みやすくなっていました。

武士道のように格調高くというより、もう少し現実を見据えた形で記載されている印象を受けました。

475ページあり読み応えはある文庫本でした。

その中で、印象深い言葉をを引用します。

引用開始

 僕が、ここに修養法を説くにあたっても、我々が平凡なる日々の務めを尽くすに、必要な心がけを述ぶるを目的とするので、一躍して英雄豪傑の振舞をなし、むずかしい事、世の喝采を受けることを目的とせぬ。功名富貴は修養の目的とすべきではない、自ら省みて、屑しとし、いかに貧乏しても、心の中には満足し、いかに誹謗をうけても、自ら楽しみ、いかに逆境に陥っても、その中の幸福を感じ、感謝の念をもって世を渡ろうとする。それが、僕のここに説かんとする修養法の目的である。

引用終了

 修養は、修身養心すなわち、身を修め、心を養う。心が豊かなひとほど、どんな環境でもどんなことをしていても、一般の方とは異なるところの人とわかる。

 しかし、1つ1つは平凡なことかもしれないが、それを繰り返していくと肉となり骨となり、修養の人となる。

 修養の道には、近道などなく、1つ1つ平凡を重ねていくことが大事。再認識しました。

新渡戸稲造修養.jpg

社員が育たないという前になぜ育っていないか本気で考えてみませんか?


迅技術経営の管理職研修はこちらへ