2019年4月号致知特集「運と徳」

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年4月号が届きました。特集「運と徳」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、建築家の隈研吾さんと北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんの対談「磨すれどがず」の栗山英樹さんの言葉からです。

致知の引用開始

 隈「一緒に旅をするまで僕は、原先生は雲の上の人とばかり思っていました。だけど、同じ日常を過ごしてみると、正直「普通の人なんだな」と思ったんです。だから、僕も皆に「普通だな」と思ってもらおうと。「隈でさえこれだけのものが設計できるのなら、俺だってできるはずだ」と思ってもらえたら本望ですね。

 栗山「隈さんは、いま「大切なのは粘り」とおっしゃいましたが、僕も野球が大好きという思いの人が人一倍強かったこそ、この道で粘り強く生きてこられたように思います。才能がないことが才能、才能がないからこそ頑張れる、努力するという感覚が僕の中には常にあって、いまでは才能がなかったことが逆によかったとすら思っているんです。」

引用終了

感想

 20代ぐらいまでは、あまり努力をしなくてもなんとなくの成果が出ている方も少なくありません。

 しかし、50代ぐらいになると、やっぱりその道に対して努力をし続けている方が結果としてその業界で成功していることが多い。

 この経営者は立派な方だと私が感じる方に話を伺っても、才能があるとは言わない。自分は大したことはないのだけれど努力は継続してきたとおっしゃる方が多いです。

経営の神様松下幸之助の言葉
この世で根気ほど万能なものはない。
才能は万能ではない。才能があっても思い通りの人生を送れない人は多くいる。
学問も万能ではない。学歴があってもきちんとした仕事に就いていない人も多くいる。
万事に通用するのは意志と根気である。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 経営者同士や一定レベルに達した方同士であれば、この考え方は共感を得る。

 一方で、私自身は、この考え方は、経営者と従業員の関係で、経営者が心の底からそう思って従業員に訴えても、なかなか従業員の腹に落ちにくいと感じました。

 使用者と労働者という関係では、その考え方にギャップがあって当然で、どちらが正しいということはありません。

 社員教育を行う際には、まず考え方そのものよりも、従業員と経営者の考え方にギャップがあることをまず理解すること(ギャップがあるからシャッターを下ろすのではなく)を訴えていきたいと思います。

 まずギャップがあること(人間なのでギャップがあることは当然で、一般的に使用者と労働者であればそのギャップは大きい)を認識し、双方が歩み寄る。これやっぱり大事だと感じました。

 

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