学びとは何か 今井むつみ

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

学びとは何か 今井むつみ著 岩波新書 を読みました。

本の帯に羽生善治氏推薦 学ぶことの大切さ、学ぶ方法を学ぶ大切さがわかる一冊です。

とあり、本を開くと、羽生善治さんが前文を書いていらっしゃる。

久しぶりに衝動買いをした本です。

ただ、読み進めるうちなるほどと思うことばかりでした。

引用開始

 探求人を育てるには自分が探求人になるしかない。これは親にも、教師にも、子供にも関わるすべての人--つまり社会に生きるすべての人間--に言えることである。本書をまさに脱稿しようとしていた日、日本のラグビーに奇跡をもたらしたと言われる監督エディ・ジョーンズさんのインタビュー記事を読んだ(二〇一六年二月三日付朝日新聞)。探求人を育てるための真髄が短い記事に凝縮されていた。

 エディさんは言っている。

 私たち人間は、楽な方に進みがちです。変化することは、いつだって難しいもの。だから、日々の生き方、考え方から変えていけたらと思っています。ほんの3~5%の小さな意識の変化。それが、大きな違いを生むのです。

 エディさんは、日本人は従順であるようにきょういくされている、とも言う。その日本人選手をエディさんが極限まで追い込んで変えようとしていたこと。それは選手が「自分で考える」意識をつくることだった。


引用終了

本書は記憶と知識そして生きた知識の違いを論理的に述べられている。

また、効率を求める危うさ(教えてもらうのが当たり前になる)ことも提唱している。

そして本質は、探求人を育てるためには、自分はもちろん、周りの人も探求人になる必要性を説いている。

私自身の探求心の源は大学院時代に形成されたと思っています。

探求心にあふれた人材に囲まれて2年間を過ごせたことが一番影響していると思っております。

なんとか、弊社でもそれを実現したいと思っていますが、まだまだである。

そう感じた一冊でした。

佐藤一斎言志録239条に示されている読書の法を勘案しながらこれからも読んでいきたいと思います。

佐藤一斎の言志録239

読書の法は、富に孟子の三言を師とすべし。曰く意を以て志を逆ふ。曰く尽くは書を信ぜず。曰く人を知り世を論ずと

学びとは何か 今井むつみ.jpg

 

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