修養(新渡戸稲造著)

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

今年から読んだ本のうち、感銘を受けた本の記録を取っておきたいと思いました。

また、いろいろな方からどんな本を読んでいるのか? 

お勧めの本を紹介してほしいというご依頼もいただいていることから記録にとることにしました。

修養 新渡戸稲造著 角川ソフィア文庫 を読みました。

文庫本にするにあたり、現代表記で私にも読みやすくなっていました。

武士道のように格調高くというより、もう少し現実を見据えた形で記載されている印象を受けました。

475ページあり読み応えはある文庫本でした。

その中で、印象深い言葉をを引用します。

引用開始

 僕が、ここに修養法を説くにあたっても、我々が平凡なる日々の務めを尽くすに、必要な心がけを述ぶるを目的とするので、一躍して英雄豪傑の振舞をなし、むずかしい事、世の喝采を受けることを目的とせぬ。功名富貴は修養の目的とすべきではない、自ら省みて、屑しとし、いかに貧乏しても、心の中には満足し、いかに誹謗をうけても、自ら楽しみ、いかに逆境に陥っても、その中の幸福を感じ、感謝の念をもって世を渡ろうとする。それが、僕のここに説かんとする修養法の目的である。

引用終了

 修養は、修身養心すなわち、身を修め、心を養う。心が豊かなひとほど、どんな環境でもどんなことをしていても、一般の方とは異なるところの人とわかる。

 しかし、1つ1つは平凡なことかもしれないが、それを繰り返していくと肉となり骨となり、修養の人となる。

 修養の道には、近道などなく、1つ1つ平凡を重ねていくことが大事。再認識しました。

新渡戸稲造修養.jpg

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