身近な事例でなぜなぜ分析の演習をしよう(生焼けハンバーグ編)

おはようございます、理念経営を実践し、士業が組織として中小企業支援を行うことを目指す中小企業診断士西井克己です。

                                                                                                                                                                                                       

今日は、なぜなぜ分析についてお知らせします。

なぜなぜ分析は、勘と経験に頼らない分析方法の1つとして知られています。

製造現場の不具合分析のときに私もよく使っています。

なぜなぜ分析のやり方にはいくつかコツがあるのですが、一番の成長の秘訣は、

普段ミスしたことをなぜそのミスをしたかなぜなぜ分析することです。

これまでの事例として

顧客番号の入力を間違えた事例 http://g-keiei.com/blognishii/2013/11/post-48.html

ソースと醤油を間違えた事例 http://g-keiei.com/blognishii/2013/10/post-44.html

の2つをあげましたが、

本日は、生焼けハンバーグを作った事例を紹介したいと思います。

〇なぜなぜのポイント(コツ)

これは、前回と変わりません。

ポイント(コツ)1事象を絞ることです。なぜなぜ分析を正確に行うときは、事象を1つにしぼり、主語1つ述語1つでまとめることが大切です。

ポイント(コツ)2なぜ①の次に来るなぜ②が適切かどうか確認することです。

      この確認の方法は、なぜを逆から読み返して(なぜ②だからなぜ①である)整合性が取れているかどうか?です。

 

〇今回の事例

 事象 西井は、自宅台所で、生焼けハンバーグを作った(発生頻度4分の1)

〇なぜなぜ分析

 なぜ① ハンバーグの内部温度が十分に上がってなかった。

 ↓

 なぜ②-1ハンバーグの内部が温まりにくかった。

 なぜ②-2ハンバーグを熱する力が弱かった。

 ↓

なぜ②-1ハンバーグの内部が温まりにくかったからの展開

 なぜ③-1加熱するハンバーグがいつもより冷たかった。(タネはいつも通り冷蔵庫で30分寝かせたので→OK)

 なぜ③-2ハンバーグがいつもより厚かった。→なぜ④-1ハンバーグの厚さは目分量で成形していた。(要改善)

 

なぜ②-2なぜ②-2ハンバーグを熱する力が弱かったからの展開

 なぜ③-3 火力が弱かった。(コンロの火力設定は弱火である。いつもと変わらないので→OK)

 なぜ③-4 加熱時間が不足していた。→なぜ④-2ハンバーグは、返してから5-6分程度焼かれている。(時間は測っていない)。(要改善)

 なぜ③-5 蓋をしていなかった。(返してからすぐに蓋をしている(通常通り)→OK)

 

〇再発防止策

 なぜ④-1ハンバーグの厚さは目分量で成形していた

 ↓

ハンバーグの厚さの基準を作って(例1.5~2cmなど)調理する。

なぜ④-2ハンバーグは、返してから5-6分程度焼かれている。(時間は測っていない)。

 ↓

返してから焼く時間の基準を作って(例6分弱火で焼いたのち、予熱で2分など)調理する。

 

〇なぜの検証(なぜ③-1→なぜ②-1→なぜ①を逆から読み返して論旨が飛躍していないか)

なぜ③-1→なぜ②-1  ハンバーグが冷たかったからハンバーグの内部が温まりにくかった。

なぜ②-1→なぜ①     ハンバーグの内部が温まりにくかったから、ハンバーグの内部温度が十分に上がっていなかった。

 

まとめるとこのようになります。

 なぜなぜ分析事例 生焼けハンバーグ.png

 

勘と経験でうまくいっていたのが、うまくいかなくなる。製造業でもよくあることです。

なぜなぜ分析は勘と経験に頼らない改善方法です。

もれなく要因を把握し、そして、基準を数値化し、再発防止につなげましょう。

くれぐれも再発防止策が「○○○に気をつける」にならないように!!

(今回は、生焼けにならないように今度から火加減に気をつける??)


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