言志後録144条

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、スターバックスで朝 言志四録を読んで出勤しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志後録144条

読書も亦心学なり。必ず寧静を以てして、躁心を以てする勿れ。必ず沈実を以てして、浮心を以てする勿れ。必ず精深を以てして、粗心を以てする勿れ。必ず荘敬を以てして。慢心を以てする勿れ。孟子は読書を以て尚友と為せり。故に経籍を読むは、即ち是れ厳師・父兄の訓を聴くなり。史子を読むも、亦即ち名君・賢相・英雄・豪傑と相周旋するなり。其れ其の心を清明にして以て之と対越せざる可けんや。

引用終了

人と接することで、自分にいろいろな影響を与える。

孟子は読書をもって書中の古人を友として親しむといっています。

それは、書物は、過去の方と接することができる1つの手段であることを示している。

そんな古人を相手にするときには、心安らかにして接することで、自分の中に落とし込める。

いい加減なな付き合いをしていると、その結果もいい加減になる。

しっかりと付き合いをすれば、自ずとその結果も付いてくる。

ましてや、読書は相手の反応がわからないので、より自分を律して接する必要があると感じました。

言志四録座右版.jpg

2019年5月号致知特集「枠を破る」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年5月号が届きました。特集「枠を破る」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、牛尾電機会長の牛尾次朗さんとオリエンタルランド会長の加賀見俊夫さんの対談「経営の枠を破る」の加賀見敏夫さんの言葉からです。

致知の引用開始

 加賀見「ですから社員にも、常にチャレンジするように言っています。上から言われた通りやるだけではなく、自らアクションを起こすこと。そして感性を養うこと。感性というものはある程度失敗をしなければ養えません。だから成功ばかり追いかけていたらダメだよと。課長クラスの研修では、役員が失敗すれば会社は潰れるが、君たちが失敗しても会社は潰れない。だから思い切って仕事をしてほしいと言うんです。そのためにも社員異思い切って権限委譲することが大切です。」

引用終了

感想

 経営も同じで、世の中の経営の本の中に書かれていることは、本質はほとんど1つ。それは、江戸時代の物も、プラザ合意直後の時も、現在も変わらない。

 本質が同じで、その時代その時代に受け入れられやすいように表現が変わっているにすぎません。

 そんな本質も頭ではわかっているけど、本を読んだだけでできる人はほとんどいらっしゃらず、ほとんどの方が失敗をして、本や先輩やいろいろな方にお世話になりながらその失敗を糧にして、自分の血肉にして本質に一歩近づいていると思います。

 大きな権限を持ちながら失敗するのは怖いですが、失敗しないで逃げていても結局またその壁に当たるだけですから、勇気をもってぶち当たりたいですよね。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 権限移譲というのはとても大切です。ただし権限委譲しましょうと言っても、なかなか動いてくれません。

 もう少し、具体的にする必要があるのではと思っています。

 例えば、

 自分ができることを誰がいつまでにできるようにするのか計画を立ててみましょう。

 部下がちょっとしたトラブルが起きて相談しに来た時に、すぐに自分で解決するのではなく、部下に考えさせて部下なりの考えを引き出す 

 など

 少し日常にまで落とし込むと1歩1歩前に進むのではと思っています。

 

2019年5月号致知.jpg

次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

教育訓練とセットで必ず助成金を提案し、得た助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金としてみませんか?

迅技術経営の教育訓練実績はこちらへ

迅技術経営の管理職研修はこちらへ

2019年4月朔日参り

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

中小企業診断士西井克己です。

2016年から始めた朔日参り。

今月も大野湊神社でお参りできました。

今日で40回目。

今月も頑張ります。

2019年4月大野湊朔日.jpg

素直な心になるために 松下幸之助著 PHP文庫

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

素直な心になるために 松下幸之助著 PHP文庫を読みました。

昨日、日本アンガーマネジメント協会北陸支部設立記念講演会で安藤俊介さんの講演を受講いたしました。

この本の中で、昨日の講演と本質的には共通していると感じたところあがありましたので、紹介したいと思います。

その部分は、終章の211ページの終わりから214ページからはじめに記載されています。

引用開始

 それから、ここでもう1つ考えておきたい大切なことがあります。それはどういうことかといいますと、お互いが素直な心になったならば、いわゆる悪というものに対してどのような見方、考え方、対処のしかたをするのかということです。つまり、悪というものに対する素直な見方、悪に対する素直な対処のしかたといったものについて、ここで改めて考えてみたいと思うのです。
 そもそも悪とはどういうものかといいますと、これについてはさまざまな見方、考え方があるのではないかと思います。が、一つにはやはりお互い人間の共同生活の安定発展を妨げる働きが悪とされるのではないでしょうか。そしてこの悪というものは、そういう好ましからざる働きであるだけに、とかくみなから憎まれ、否定され、排除しなければならないと考えられがちではないかと思われます。
 また実際のところ、この悪が少なくなるということはまことにのぞましいことであり、これを少なくしていくことに対する努力というものは大いに意義のある、必要なことであると思います。
 だから古来、幾多の先人の方がたは、悪というものを憎み、これを共同生活から排除し、絶無にしていきたいという強い願いに立たれて、もろもろの尊い努力を重ねてこられたのではないかと思われます。そしてそうした尊い努力によって、やはりそれなりに悪を少なくすることもできたのではないかと思います。けれどもその半面においては、やはりいつの時代においても悪は絶無にはならず、今日に至るまで人びとはたえず悪に苦しめられるといった姿をくり返してきたのではないでしょうか。
 そういった悪の根強さというものが、はたしてどういうところからきているのかというと、これはよくわからないのですが、一つにはやはり人間の本性の一面として、そういう悪に結びつくようなものがあるのではないか、という見方もできるかもしれません。
 そこで、悪というものを人間の共同生活から排除し、これを絶無にしていくということができないとするならば、これにどう対処していけばよいのでしょうか。第一にはその悪の存在を素直に認めなければならないのではないかと思います。もちろん、悪を極力少なくしていくための努力はたえず続けていかなければなりませんが、悪を絶無にできないのであれば、そのことを素直に認めて、そして素直な心でいかに悪に対処していけばよいのかを考えていくことが大切ではないかと思うのです。
 すなわち、お互いが素直な心になったならば、悪というものは絶無にできないものであり、共同生活の中においてたえずそれがある程度存在するのもやむを得ない、といったような見方もおのずと生まれてくるのではないかと思うのです。したがって、適当な限度まで悪を少なくしていく努力は続けていくけれども、その悪が存在すること自体に対して必要以上に心をわずらわせることもない。また、激しい感情にかられて悪に対してことさらに憎しみや怒りをぶつけていくこともない。そういった冷静にしておだやかな考え方、態度も生まれてくるのではないでしょうか?

引用終了

昨日の講義の中でもおこる必要があることと、ないことを整理すること

怒るメカニズムは、

出来事(事実)→自分の中での意味づけ→感情

飛行機に5つ荷物を持ち込む→普通1つなのでおかしい→いらいら

となり、

自分の中での意味づけは、○○するべきという自分の中の辞書が源泉である。

怒る必要がないことは、自分の中の辞書を書き換えることで対応できる(すなわち、他人ではなく自分を変えることで怒りはコントロールできる)。

というものでした。怒りと悪という表現の違いはあるものの、本質的な近似性は高いと感じました。

とはいえ、なんにせよ毎日の行動や振り返りに落とし込まないと人間は変わりませんので学んだことを少しずつ実践していきたいと思います。

素直な心になるためにアンガーマネジメント.jpg

2019年3月の事務所の様子

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

今日は事務所の様子をお知らせします。

まず、事務所です。

201903事務所.jpg

次に 事務所から見える石川県繊維会館の庭です。

201903庭.jpg

石川県繊維会館から見る石川県庁です。

201903県庁.jpg

の季節と比べられるように、リンクをつけました。2018年12月,2018年2月2017年12月2017年7月2017年4月2016年11月2016年8月2016年5月 2016年1月2015年10月2015年7月、2015年4月、2015年1月2014年12月2014年9月2014年5月2014年1月

2013年10月2013年6月2013年3月2012年12月2012年9月2012年5月2012年2月2011年11月2011年7月

2011年3月2010年11月2010年8月2010年5月2010年2月2009年11月2009年8月2009年4月2009年1月

そして今の事務所に移動した2008年12月

四半期毎の写真も、つなげてみるとやっぱり記録になります。

これからも続けていきたいと思います。

 

ちなみに旧事務所の様子はこちら2008年10月2008年7月2008年4月2008年1月2007年12月2007年11月

2007年8月2007年6月2007年3月2006年12月2006年10月

そして開業当時の事務所の様子

2006年10月

弊社のリクルート用ページができましたご興味のある方は是非ご覧ください。

http://www.hyt.co.jp

言志四録 言志後録79条

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、スターバックスで朝 言志四録を読んで出勤しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志後録79条

政を為すに、須らく知るべき者五件有り。曰く軽重、曰く時勢、曰く寛厚、曰く鎮定、曰く寧耐、是れなり。賢を挙げ、佞を遠ざけ、農を勧め、税を薄くし、奢を禁じ、倹を尚び、老を養い、幼を慈む等の数件の如きは、人皆之を知る。

第一は財政上の軽重の度合いを計る

第二は時代の動向を考える

第三は人に対して心が広く情が厚く

第四は争乱を鎮めて平和を保つ

第五は心を安静にし、よく忍耐する。

引用終了

江戸の後期も、現代も人間のやるべき本質は全く変わらない。

やるべきことを自分の腹にまで落としてそれに向かってやり続ける。

政だけではなく経営者も思うだけではなくその本質に向けてできることを1つ1つ行動し続けることが大事であると思います。

久須本言志四録.jpg

2019年4月号致知特集「運と徳」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年4月号が届きました。特集「運と徳」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、建築家の隈研吾さんと北海道日本ハムファイターズ監督の栗山英樹さんの対談「磨すれどがず」の栗山英樹さんの言葉からです。

致知の引用開始

 隈「一緒に旅をするまで僕は、原先生は雲の上の人とばかり思っていました。だけど、同じ日常を過ごしてみると、正直「普通の人なんだな」と思ったんです。だから、僕も皆に「普通だな」と思ってもらおうと。「隈でさえこれだけのものが設計できるのなら、俺だってできるはずだ」と思ってもらえたら本望ですね。

 栗山「隈さんは、いま「大切なのは粘り」とおっしゃいましたが、僕も野球が大好きという思いの人が人一倍強かったこそ、この道で粘り強く生きてこられたように思います。才能がないことが才能、才能がないからこそ頑張れる、努力するという感覚が僕の中には常にあって、いまでは才能がなかったことが逆によかったとすら思っているんです。」

引用終了

感想

 20代ぐらいまでは、あまり努力をしなくてもなんとなくの成果が出ている方も少なくありません。

 しかし、50代ぐらいになると、やっぱりその道に対して努力をし続けている方が結果としてその業界で成功していることが多い。

 この経営者は立派な方だと私が感じる方に話を伺っても、才能があるとは言わない。自分は大したことはないのだけれど努力は継続してきたとおっしゃる方が多いです。

経営の神様松下幸之助の言葉
この世で根気ほど万能なものはない。
才能は万能ではない。才能があっても思い通りの人生を送れない人は多くいる。
学問も万能ではない。学歴があってもきちんとした仕事に就いていない人も多くいる。
万事に通用するのは意志と根気である。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 経営者同士や一定レベルに達した方同士であれば、この考え方は共感を得る。

 一方で、私自身は、この考え方は、経営者と従業員の関係で、経営者が心の底からそう思って従業員に訴えても、なかなか従業員の腹に落ちにくいと感じました。

 使用者と労働者という関係では、その考え方にギャップがあって当然で、どちらが正しいということはありません。

 社員教育を行う際には、まず考え方そのものよりも、従業員と経営者の考え方にギャップがあることをまず理解すること(ギャップがあるからシャッターを下ろすのではなく)を訴えていきたいと思います。

 まずギャップがあること(人間なのでギャップがあることは当然で、一般的に使用者と労働者であればそのギャップは大きい)を認識し、双方が歩み寄る。これやっぱり大事だと感じました。

 

 2019年4月号致知.jpg

次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

教育訓練とセットで必ず助成金を提案し、得た助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金としてみませんか?

迅技術経営の教育訓練実績はこちらへ

迅技術経営の管理職研修はこちらへ

2019年3月朔日参り

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

中小企業診断士西井克己です。

2016年から始めた朔日参り。

今月も大野湊神社でお参りできました。

今日で39回目。

今月も頑張ります。

大野湊神社201903.jpg

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

社会学の根本概念 マックス・ヴェーバー著、清水幾太郎訳 岩波文庫 を読みました。

自然科学を学んだ自分にとってどうも社会科学は腹に落ちないことが多く、

マックス・ヴェーバーがその死に先立って社会学上の重要な諸概念を定義的に明らかにしようと試みた論文の翻訳ということで読んでみました。

引用開始

行為及び社会的行為の定義

8ページ

そして、「行為」とは、単数或いは複数の行為者が主観的に相見を含ませている限りの人間行動を指し、活動が外的であろうと、内的であろう度、放置であろうと、我慢であろうとそれは問うところではない。しかし、「社会的」行為という場合は、単数或いは複数の行為者の考えている意味が他の人々の行動と関係を持ち、その過程がこれに左右されるような行為を指す。

36ページ

黙祷や孤独の祈りのような宗教的行動は社会的行為ではない。或る個人の経済的行為は第三者の行動を考慮している場合に限りにおいてのみ社会的行為である。それゆえ、極く一般的且つ形式的に言えば、財に対する自分の現実的な支配権を第3者が尊重してくれると期待する場合に、経済的行為は社会的行為になる。実質的に言えば、例えば、消費する時、第3者の将来の需要をも考えて、それに従って自分が節約すれば社会的行為である。また、生産する時、第3者の将来の需要に基づいて行為の方向を決めれば社会的行為である。

経験科学と規範科学の定義

社会学や歴史学のような、行為を研究する経験科学と、法律学、論理学、倫理学、美学のようなそれの対象の正しい意味や妥当性を有する意味を研究しようとする一切の規範科学との相違がある。

社会的行為の種類

すべての行為と同じように、社会的行為も、次の4つの種類に区別することができる。

(一)目的合理的行為。これは、外界の事物の行動および他の人間の行動について或る予想を持ち、この予想を結果として合理的に追及され考慮される自分の目的のためにジョウけにゃ手段として利用するような行為である。

(二)価値合理的行為。これは、ある行動の独自の絶対的価値 論理的、美的、宗教的、その他のーそのものへの結果を度外視した、意識的な進行による行為である。

(三)感情的、特にエモーショナルな行為。これは直接の感情や気分による行為である。

(四)伝統的行為。身についた習慣による行為である。


引用終了

 この系統の本は自分にとっては読みにくいことが多いのですが、定義づけを丁寧にしてあり、全体的にとても読みやすかったです。

 また、結構自分の中でも納得できるところが多かったです。

 その理由は、訳者のことばを見るとなるほどと思うところがありました。

 この本の本質を2点あげておられ1つは、個人の行為が中心的な地位を占めていること、1つは、目的合理的行為に特殊な重要性が認められている。

引用開始

 言うまでもなく、現実の人間の行為は、多くの非合理性を含んで成り立っている。したがって純粋な目的合理的行為というのは、観念的に構成されたものであり、その意味で非現実的なものである。しかし、この非現実的なものー「理想型」-を尺度とし、それとの距離を明らかにすることを通じて、私たちは現実の行為の理解へ近づくことができる。

引用終了

 自然科学の世界でも、完全理想の世界を作り出すことは難しい。しかし論理を組み立てるときには、純粋な状況をまず考えその時にどのようなことが発生するのか考え、それを基に現実に起きた現象を理解しようとする。

 その考え方を、社会科学にも理想的な世界を考えたうえで、現実の現象を考えるこの考え方がこの本の本質があったためとても読みやすかったのだと思いました。

 なかなか難しいですが、すべての行動が、この本で定義されている「社会的」行為になるように努めていきたいと思います。

 社会学の根本概念.jpg

2019年3月号致知特集「志ある者、事竟に成る」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年3月号が届きました。特集「志ある者、事竟に成る」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、四季社長の吉田智誉樹さんと早稲田大学名誉教授の池田雅之さんの対談「人々に生きる喜びと感動を」の吉田智誉樹さんの言葉からです。

致知の引用開始

 吉田「その時に「おまえは人間としての浅利慶太を恐れすぎている」と言われたのです。」

 池田「どういう意味でおっしゃったのでしょう。」

 吉田「おまえたちから見て、僕は怖い存在かもしれないが、それは組織の機能の1つなんだと言うんです。自分は劇団の代表として、おまえたちに求めることをそのまま冷徹に突きつけている。だから怖く見えるんだろう、ただよく考えてくれと。それは僕個人ではなく、組織がお前たちに求めていることなんだと言われて、ハッとしたんです。

 確かに自分は浅利を人として恐れていたのかもしれません、だから、何とかこの人にイエスと言ってもらおう、気に入ってもらおうと思いながら仕事をしていた。しかし本当に必要なことはそれではない。劇団四季という組織が求めていることを冷静に逆算し、それを信じて浅利にぶつかればいいんだと思い至りました。」

引用終了

感想

 優秀な経営者がいる会社では、経営者と従業員の意識の差がとてもある。

 そして、経営者は従業員に対して恐れられ、気が付けば周りにイエスマンしかいない。

 経営者の能力が時代にマッチしている限り、その会社の経営はうまくいっている。ただし経営者の年齢とともにその能力が時代についていけなくなる、その状態に陥る前に経営をバトンタッチしないと経営は急速にうまくいかなくなっていく。

 従業員はどうしても個人としての経営者をみがちですが、経営者はあくまで組織を運営するための機関である。そう考えられるとうまくいくこともあるのでは?

 そう感じました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 経営者と従業員のギャップはどの会社にでもあること。

 最近は、経営者側が従業員に歩み寄ることを言われていることが多いですが、

 本質は、双方の歩み寄り。

 その中で、従業員がわの視点として、経営者個人としてみるのではなく

 会社の意思決定機関である社長としてとらえる。

 そうすると今までと違った視点でものを見ることができる。

 こんな会社があれば、経営者個人の能力だけに依存することなく、会社が反映する可能性がある。

 この重要性を伝えていきたいと思います。

 2019年3月号致知.jpg

次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

教育訓練とセットで必ず助成金を提案し、得た助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金としてみませんか?

迅技術経営の教育訓練実績はこちらへ

迅技術経営の管理職研修はこちらへ