言志晩録219条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録219条

人事百般、都て遜譲なるを要す。但だ志は則ち師に譲らずして可なり。又、古人に譲らずして可なり

引用終了

仕事をしていると教えたり教わったり、助けたり助けられたりします。

お互いにゆったりとした気持ちで、譲ることが大事だと思います。

しかし、人それぞれ思いがありますのでその思いは遠慮する必要はない。

その思いは、志から頂くのではなく、自らの中でしか湧き出ないもの。

熱い思いはやっぱり何をするにも大事。そう思いました。

言志晩録187条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、言志四録を読んでから会社に出社しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録187条

書室の中、机硯書冊より以外、凡そ平生使用する所の物件、知覚無しと謂えども、而も皆感応有り。宜しく之を愛して、或いは棄損すること莫かるべし。是れ亦慎徳の一なり

引用終了

普段扱っているものは、知覚はないけど感応はある。それを大切に扱うことは徳を慎むことの1つ。

製造業で整理整頓をなぜしなければいけないのか、よく議論になるところです。

自分の事だけではなく、みんなのことを考えるための1つの手段であったり、いろいろな理由はありますが、

社員の方は徳を慎むため。

とてもしっくりと来ました。

会社に関わってくれる社員が、仕事を通じて徳を慎む。こんな素晴らしいことはないと思います。

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

修養 新渡戸稲造著 角川ソフィア文庫を読みました。

引用開始

 僕は少青年が志を立てるに際しては、仕事を目的とし、名と利とは度外に置くことを望む。もちろん仕事を目的として、着々誠実に進行すれば、名とか利とかが不知不識(しらずしらず)の間に伴うてくることがある。伴うてくるものを、特にこれを避ける必要はない。もっともなを得たため心高ぶり、利を得たため身が奢る傾向が現れたなら、例え自然に来た名利でも、これを辞するにしかぬ。いわんや進んで名と利を求むるがごときは最も避けくべきである。しかして新たに志を立てんとするものは実際の仕事に見て去就を決めてもらいたい。

引用終了

 自分もそうでしたが、新卒のころは何をしたいかわかっていないのですが、わかったようなことを言いたがる傾向にあります。

 新たに志を立てんとするものは実際の仕事を見て去就を決める。

 時代を担う若者に「実際の仕事」を見てもらえるような「仕事」ができているのだろうか

 自問自答しながらそれに向かって一歩でも前に進んでいきたいと思いました。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年7月号が届きました。特集「命は吾より作す」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、大津屋社長の小川明彦さんとまるおか社長の丸岡守さんの対談「小が大に勝つ経営」の小川明彦さんの言葉からです。

致知の引用開始

 小川「これからの中小企業のあり方を考えた時、人口が減っても魅力を感じさせる新しい業態を打ち出すことはとても大切です。要は文化をつくる姿勢がないと駄目なんですね。文化をつくるには、トップも中間管理職も知識と忍耐力が必要です。無理だと思えるようなことも「何とか成功させる」という粘りですね。

 世の中が変わっていくと、その時々で求められる業態も変わっていきますから、それに柔軟に粘り強く対応できる人を育てなくてはいけません。残すべきはやはり人材なのだと思います。いい人材が育つ育つことで社員、お客様、取引先との間でWin-Winの三方よしの関係ができ、結果的に地域に貢献できるようになるんです。」

感想

 人口が減った時に対応しなくてはならない。その時には文化をつくる思いでトップも社長もあきらめずに頑張り続けなければならない。

 後藤新平が残した言葉で、「財を遺すは下 事業を遺すは中 人を遺すは上なり されど財無くんば事業保ち難く、事業無くんば人育ち難し」があります。

 いつの時代も人材育成が企業経営上の最大の課題である。

 これに逃げることなく真正面から取り組んでいくことだ大事である。先行きが悪いからこそ、本質的なことに取り組む必要があると感じました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 「日本経営品質賞」「ホワイト企業大賞」「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」など、数々の経営賞を受賞し、ブロックスさんのDOIT-097,098にて取り上げられている徳島の西精工。弊社の小松巧社会保険労務士も高稲俊輔中小企業診断士も見学に行っている会社です。その西泰宏社長がおっしゃっているのが「品質を生み出すのは人格」である。ということです。

 毎日のあいさつも5S活動もなぜしなければいけないかと言えば、かかわってくださる方の人格を少しでも高めるため。

 私自身が人をうまく育成できている会社と感じる会社は、会社を構成しているの社員の中で自分なりの哲学を持っている会社。

 自分自身哲学を持っている人は、今やっていることをただ単にするのではなく、なぜしなければいけないのか意味づけを理解し1つ1つ丁寧に実行している。

 1つ1つは小さな積み重ねかもしれませんが、それこそが人格を高める有効な手段である。

 今やっていることの意味付けを考えることから始める。この大切さを伝えていきたいと思います。

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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。

そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、言志四録を読んでから会社に出社しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録66条

大に従うものは大人と為り、小に従うものは小人と為る。今の読書人は攷拠瑣猥を以て能事と為し、畢生の事業此に止る。

亦嘆ず可し。此に於て一大人有り、将に曰(い)わんとす、「人各能有りて器使す可し。彼をしてとして考索せしめて、我れ取りて以て之を用いば、我れは力を労せずして、而も彼も亦其の能を効して便なり」
と。試に思え、大人をして己れを視て以て器使一輩中の物と為さしむ。能く忸怩たる無からんや。

引用終了

学問は、掘り下げても掘り下げても全く到達点が見えません。どれだけ掘り下げるかは自分次第なのですが、

いろいろなご縁の中で、素晴らしい方と巡り合うと、自分は、その方の領域まで達していない。そう感じることが多々あります。

あくまで自分との闘いなのですが、そうやっていろいろなご縁をいただいている中で自分の位置を確かめ、次には恥ずかしくないように自分を律していければ・・

そうおもいました。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年6月号が届きました。特集「看脚下」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、明治大学教授の齊藤孝さんと隂山ラボ代表の隂山英男さんの対談「小学一年生の学習が人生のレベルを決める」の齊藤孝さんの言葉からです。

致知の引用開始

 齊藤「武道にも、稽古を反復することで質が変化するという考えがありますよね。生クリームは最初は液体です。ところが、材料の液体を掻き混ぜていると、それが突然固体に変わる。これは永遠に液体なんじゃないかと思っても根気強く混ぜ続けていると、ある瞬間に生クリームになるんですね。音読も武道もこれと同じで、質的な変化を起そうと思ったら、量的な反復がどうしても必要なんです。第一、「必ず生クリームになる」と確信をもってやらないと、やってられないですよね(笑)。」

感想

 寿司の世界でも、下働きを経ずに学校に通って独立する仕組みができて、一定の層に支持をいただいているという報道が数年前にありました。

 これまでの業界の習慣をある意味うち破っている仕組みであると思います。

 スタートはどうであれ、その業界で30年40年と長い間お世話になり、しかも一定程度の水準(質的な変化)まで到達するには、自分が正解と信じるものを継続しなければその水準まで到達しない。

 やはり、質を得るには一定の量(継続)が必要と感じました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 管理職になって自分だけの仕事ではなく、部下の仕事をみなければいけない。経営者の方針も慮らなければならない。

 管理職になる前であれば、自分が行う仕事であり、それを解決する手段を自分なりに身に着けている。

 人に動いてもらうためには、実際に何から手を付けていいかわからない。

 こんな方も少なくありません。

 そんな時には、部下や上司とうまく付き合っている管理職の方の話ややり方を聞いてもいいのですが、それはその人にとってのやり方(しかも継続しているからこそ、結果が出ている)であって、それを参考にして、自分が正解と信じられることを見出し、それを正解と信じて継続することが最も大切であることを伝えていきたいと思います。

 部下も上司もテクニックを使って動かしていると思われては、一瞬はうまくいくかもしれませんが、長い目で見るとそうではありません。自分が継続できることで着実に前に進めたほうが長期的に見るとよいのではないか?そんなことを伝えていきたいと思います。

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言志晩録第8条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、早めに仕事を切り上げて会社で言志四録を読んでいます。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録8条

人と為り沈静なる者は、工夫尤も宜しく事上の錬磨を勉むべく、快豁なる者は、即ち工夫宜しく静坐修養を忘れざるべし。其の実、動・静は二に非ず。姑く病に因って之に薬するなり。則ち是れ沈潜なるは剛も克め、高明なるは柔もて克むるなり。

引用終了

修養の方法も人それぞれで、静かな人の修養は、王陽明が主張する事上の錬磨(実際に事に当たって精神を修養する方法)、

快活なひとは、静坐による修養

しかし修養の工夫に静と動があるわけではなく、しばらくは病気に対する薬のように人によって道を説く。

修養も静と動はないが、その人に適した入り方がある。

どんなことでも 入ることも大事であるが、そのあるべき姿に向かって継続することはもっと大事。

個人的には、入り方について考えられているのがとても興味深く感じました。

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言志後録239条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日も、スターバックスで朝 言志四録を読んで出勤しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志後録239条

余は弱冠前後、鋭意書を読み、目、千古を空しゅうせんと欲す。中年を過ぐるに及び、一旦悔悟し、痛く外馳を戒め、務めて内省を従えり。然る後に自ら稍得る所有りて、此の学に負かざるを覚ゆ。今は則ち老ゆ。少壮読む所の書、過半は遺忘し、茫として夢中の事の如し、留りて胸憶に在るも、亦落落として片段を成さず。益々半生力を無用に費ししを悔ゆ。今にして之を思う、「書は妄りに読む可らず、必ず択び且つ熟する所有りて可なり。只だ要は終身受用足らんことを要す」と。後生、我が悔を蹈むこと勿れ。

引用終了

若い時は知識を得ようといろいろな本を読むが、ある程度歳をとると半分ほど忘れてしまう。

書物はむやみに読むのではなく、選択して熟読し、要は読んで得たことを終身活用すること。

私も、いろいろな本をこれまで読んできましたが、結局は本質的に言っていることは変わらない。

自分に合った本を選んでそれを読みこんでいく。

その時の自分の状況や周りの状況で同じ本でも自分の捉え方が異なる。

そんなことを踏まえて本(その著者)と向き合ってそして自分の人生に1つでも2つでも活用していく。

それが大事だと感じました。

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