言志録184条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志録184条

人を教うる者、要は須らく其の志を責むべし。聒聒として口に騰すとも、益無きなり。

引用終了

人を診るときはその人の志。それ以外の表面上出ていることを言ってもなかなかうまくいかない。

弊社の採用面接の基準を変えたきっかけの1つです。

弊社の採用基準の1つは、その人の夢や志が明確かということです。

よくあるのが、中小企業診断士になることで精一杯でその先があまり考えられていないこと。

中小企業診断士はあくまでその人の夢や志に近づくための手段なので、まずはご縁のあった方の夢や志をお聞かせいただいています。

夢や志を持たない人生も良いのですが、夢や志をもってそれに向かって歩む人生は充実するのではないかという仮説をもって今後も前に進んでいきたいと思います。

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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。

そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年12月号が届きました。特集「精進する」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、同志社大学生命医科学部客員教授グリーン・テック社長杉本八郎さんのインタビュー「夢の新薬開発に挑む アルツハイマー型認知症の根本治療薬開発に懸ける人生」からです。

致知の引用開始

 ---最後に人生で一番大切なものは何だと思われますか?

 杉本 やっぱり一番は「恩を知ること」。これ以外にありません。

    今の世の中が乱れているのは、恩を忘れてしまったからだと私は思います。恩を知っていれば自分ファーストなんかになれません。どれだけ両親が苦労して育ててくれたのかを思えば、親孝行するのが当たり前じゃないですか。

    それと奥さんがどれだけ尽くしてくれているか、その恩を知っていれば絶対に奥さんを粗末にできません。私は若い頃、よく研究員を自宅に招いて飲み会を開き、部下たちのストレス発散やモチベーションアップを図っていたのですが、それらをすべてもてなしてくれたのが妻でした。

    その恩に思い至れば、自然と尊敬に繋がります。尊敬しあえる人間関係は絶対に崩れません。これは、夫婦、親子、上司と部下、どんな関係性でも同様です。

引用終了

感想

 尊敬しあえる人間関係は絶対に崩れない。まさしくその通り。私の大学院時代の恩師は、今考えるとたった2年間だけ同じ時を過ごすことができましたが、大学院を修了してから20年ほど経過するのですが今でも付き合いがあります。また、新卒で入った会社の上司についても5年間の付き合いでしたが、退職後、現在に至るまでお付き合いが継続しております。立場が変われどお付き合いできている方は、相手はどう思っていらっしゃるかはわかりませんが、私はその方を尊敬している。だからこそ今の結果があると思いました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 私は、大学院時代の恩師から知を学び、また新卒で入社した上司から仕事を学び、ひいてはそれが尊敬に繋がり、私の立場が変われど付き合いが継続しています。

 幹部社員やリーダー研修を行っている際に、その幹部やリーダーは、部下の部下の人生に対してどれだけ影響を与える存在になっているのか?を問うべきなのではないか?

 それは、付き合っている長さも大事であるが、部下が恩を知りそして尊敬につながるまで本気で向き合えているのか?

 私自身も一緒にその方たちと内省したいと思います

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

南洲翁遺訓 猪飼隆明訳・解説 角川ソフィア文庫を読みました。

引用開始

訳文 

29

 天から与えられた道を実践する者には、災厄はつきものであるから、そんなとき、そのことがうまくいくかどうか、その身が生きるか死ぬかといったことなどはどうでもいいことなのだ。

 事には当然のことながら、うまくいくいかないがあり、物には出来不出来があるものだ。人は自ずとそのことに心を奪われがちであるが、人が実践しようとしているのは、その事とか物ではなく、天の道なのであるから、そこに上手下手などはなく、できないという人もないものなのだ。

 だから、ひたすら道を行い、道を楽しみ、もし困難や苦しいことに遭ったならば、ますますその道を実践し楽しむという心を持つがいい。私は、若い時から大抵の困難や苦しみを経験してきたから、今はどのようなことに出合っても動揺することはない。それだけは、幸せである。

引用終了

 中庸の一節に「誠は天の道なり、それを誠にするは人の道なり」とあります。

 天から与えられた道なので、歩めない人はいない。それがずっと平坦であるはずがない。その自分に与えられた道を歩むことを楽しむ心を持つ。

 進まずに後悔するよりも、進んで後悔する。そしてまた迷った時や困難にぶち当たった時にそれを基にさらに前に進める。

 例え困難でも与えられた道を歩み続けたほうが、人生を振り返った時には人として美しい。そう信じて私も与えていただいた道を進もうと思います。

 

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

修身教授録 森信三著 致知出版社を読みました。

引用開始

 さて、忍耐ということにはどういう意味があるかと申しますと、だいたい二つの方面があると思うのです。すなわち一つには、感情を露骨に表さないようにする、とくに怒りの情を表さないよう努めるという方面と、今1つは、苦しみのために打ちひしがれないで、いかに長い歳月がかかろうとも、一たん立てて目的は、どうしても、これを実現せずんば巳まぬという方面とです。

 中略

 もっとも、お弟子と言ってもなかなか偉い人ですがー梅岩先生に、「忍ということの極致はどういうものでしょうか」とお尋ねしたところ、梅岩先生答えて曰く「忍は忍なきに至ってよしとす」と言うておられます。すなわち忍耐の理想は「やれ我慢する」の「やれ忍耐する」のという意識がなくなって、それが何でもない、至極当たり前となるのが理想だと言われているわけです。

引用終了

 私は感情が表に出やすいので、できる限り出さないように出さないように努めているのですが、怒りの感情はいったん出てしまうと抑えている分だけ止まらなくなる傾向があります。

 抑えよう抑えようとしているので、怒りの感情がオーバーフローするレベルは上がっていると思うのですがなかなか超えてしまうと本来持っているものが出てしまっています。

 「忍は忍なきに至ってよしとす」は怒りを抑えるのではなく、それが何でもない、至極当たり前、それを認める所にまで至らないと理想ではない。

 抑えているようではまだまだである。と感じました。

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言志録32条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志録32条

緊しく此の志を立てて以て之を求めば、薪を搬び水を運ぶと雖(いえど)も、
亦是れ学の在る所なり。況や書を読み理を窮むるをや。志の立たざれば、
終日読書に従事するとも、亦唯だ是れ閑事のみ。故に学を為すは志を立つるより
尚なるは莫し。

引用終了

立志は文字通り志を立てること。人生の目的を定めること。

本を読むのもただ単に読むのではなく、自分の目的を勘案しながら読むこと。

目的を意識して、行動すると何も考えずに行動するのとは全く異なる結果となります。

ただの作業で終わらせるのか、仕事とするのかそれは、その人の志次第。

最近、中小企業診断士を目指す方にお会いすることが多いですが、共通して伝えていることは、中小企業診断士になることは、目的ではなくてあくまで手段。

自分の目的を定めてそれに近づく有効な手段として中小企業診断士は活かす。

その資格を活かすも殺すもその人次第。

15歳で志学、30歳で而立、40歳で不惑、50歳で知命

志がない人生もいいが、志がある人生はもっと楽しい。

人生の階段を上ること楽しむためにも志を立てることが大切と思いました。

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雑誌「致知」2019年11月号が届きました。特集「語らざれば愁なきに似たり」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、作家青木新門さんと曹洞宗僧侶の中野東禅さんの対談「親鸞と良寛に学ぶ」の中野東禅さんの言葉からです。

致知の引用開始

 つい昔のことを思い出して、いろいろと申し上げましたが、口にしない、愚痴を言わないだけで人間は皆、誰でもいろいろな悲しみを背負いながら生きている存在なんですね。「君看よ双眼の色、語らざれば愁なきに似たり」という言葉は、愚痴を言ったり人を責めたりしないで、自分が背負ったもの、心に秘めたものを静かに熟成させながら老いや死を楽しんでいく。そんな生き方を教えているように思います。悲しみにどんと腹を据え、悲しみと一体になるからこそ、人生を意味あるものにできるのではないでしょうか。

引用終了

感想

 人生を歩むうえで悲しいことに遭遇しないことはない。必ずぶつかる悲しみをどう自分の中でとらえていくか。その悲しみは自分に与えられたものであると腹に据えてそれを受け止めて人生を生きることが大切である。と思いました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 悲しみをどうとらえるか?困難にぶち当たった時にどう行動するかこれは大事なこと。それを逃げるのではなく、自分に与えられたものであるととらえて粛々と行動する。

 愚痴をいっても、人を責めても何もいいことはない、むしろ口に出したほうがさらにその悲しみや困難が巡り巡って帰ってくる。

 そういった自制心が大事であることを伝えていきたいと思います。

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言志耋録280条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録280条

国の本は民に在り、人主之を知る。家の本は身に在り、人主或いは知らず。国の本の民に在るを知りて之を民に刻責し、家の本の身に在るを知らずして自ら奢侈を極む。故に益々之を民に責む。国の本既に殪れなば、其れ之を如何せん。察すること無かる可けんや。

引用終了

大学にも「身修まりて後、家斉(ととの)う。家斉いて後、国治まる。国治まりて後、天下平らかなり」とあります。

中小企業の業績は、経営者に依存する。

経営者自身が身を修めることが最もお金がかからず、そして実現可能性が高い(誰かにお願いしたり、誰かに行動してもらうのではなく、自分が行動すればよいこと)。

この当たり前のことを、「継続し続ける」ことがやはり大事なことである。そう感じました。

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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

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そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年10月号が届きました。特集「情熱にまさる能力なし」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、指揮者佐渡裕さんと大和証券ホールディングス本社顧問の鈴木茂晴さんの対談「情熱にまさる能力なし」の鈴木茂晴さんの言葉からです。

致知の引用開始

 よく社員に話すんですけど、苦手で嫌な仕事を与えられたり、意に沿わない部署に異動や転勤を命じられたりしたときに、それでもなお一生懸命努力するか、自暴自棄になって心を腐らせてしまうか、その差だと思います。

 ふつうは「なんで俺がこんな仕事を」とか「俺はもっといい部署に行けるはずなのに」と思うんですね。だけど、社長や上司はよく考えていますし、よく見ています。そういう時に今自分は試されていると思い、腐らず一生懸命やっていくと、会社の不満もいつの間にか消えて、どんどん好きになっていくんです。結果的に周囲の評価も上がって、好循環へと繋がっていく。

引用終了

感想

 私自身も研究開発をするために入社したにもかかわらず、1年も満たない状況で、研究開発のグループに仕事をお願いする部署への異動となりました。異動を命ぜられた当時は、研究開発をするために会社に入ったのに何で私がそんな仕事をしなければいけないのかと思っていましたが、結局その仕事を一生懸命やることにより、研究開発だけではない仕事に興味を持つようになり、結果として今の自分が形成されるきっかけとなっています。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 嫌な仕事を命ぜられて前向きになること。それは大事なことは誰でもわかっています。

 嫌な原体験をされる方は、多くいらっしゃいますが、その嫌な原体験を前向きに語っていらっしゃる方は、現在前向きに生きている方。

 前向きに生きていれば、100%そうなるわけではないと思いますが、その原体験を前向きにとらえていないとそうはならないということになるのではないかと思います。

 嫌なこと、気に入らないことを前向きにとらえることがその人の人生を豊かにする第一歩であることを伝えていきたいと思います。

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