言志耋録183条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録183条

人各々長ずる所有りて格好の職掌有り。苟くも才に当たらば、即ち棄つ可きの人無し。「牛溲・馬勃・敗鼓の皮」、最も妙論なり。

引用終了

人それぞれに長所があってそれに適した役目がある。役に立たなくて棄てられる人はいない。

天賦の才に恵まれる人の確率と同じように、自分の長所に合った仕事を与えられる人は少ないように思う。

やっぱり、適材適所は与えられるものではなく、自分の長所は何か、自分のやりたいことはなにか自分で結論を出して、そしてそれに向かって1歩でも進み続ける。

そうすると、周りも協力し、結果として適材適所になる。

そういう主体的な方と巡り合ったときに、少しでも関わり合いが持てるようにアンテナを張っていくとともに、その方と1人の人間として対応できるように常に己を磨いておく必要があると感じました。

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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。

そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

弊社は2013年から、毎年8月に、大阪のそだてるさん、東京の大幸経営さん、そして弊社で合同事例発表会を行っている「そだてるフォーラム」に参加しています。

それぞれが自分の支援事例を発表するのですが、発表を聞いているとその人が1年間でどのように頑張ってきたのかなんとなく感じることができます。

また、新入社員から入った方は、新入社員からの発表を毎年聞くことで、今年は大きく成長したことも確認できます。

これは、弊社の社員も同様で、このそだてるフォーラムの発表でその1年間でどれだけ成長できたか?自分自身もそうですし周りからの評価も得ることができます。

この社外からの評価をいただくことで、社内ではなんとなく感じていたこと(今年は大きく伸びた、今年は伸び悩んだ)ということを再確認することができます。

経営者としても中小企業診断士としても尊敬できる方と巡り合うことができ、このような機会を毎年いただけることに感謝したいと思います。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年9月号が届きました。特集「読書尚友」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、九州大学名誉教授の井口潔さんとことほぎ代表の白駒妃登美さんの対談「読書こそが人間教育の原点」の白駒妃登美さんの言葉からです。

致知の引用開始

私はある時、井口先生に「幼少期に感性を育む教育を十分に受けてこなかった人が、大人になって感性を育みたいと思った時、どうしたらいいですか。それとも、大人になってからは手遅れでしょうか」と質問しました。すると先生はこうおっしゃったんです。「手遅れなどということは全くない。人間学は気がついた時にいつでも学べるものです。人間学を学び感性を豊かにするには長い間読み継がれてきた古典にふれるのが最も望ましいけれども、大切なのは目的を持たず、結果を求めず、丁寧に読むことです」

引用終了

感想

 読書も学びたいと思うことが大事。いくつになっても、学びたいと思った時がその人にとっても学ぶ時なのである。

 巷にあふれているノウハウ本などではなく、読み継がれた古典にふれる。

 とても大事なことであると思いました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 毎日研修するわけにもいきませんので研修と研修の間にどんなことをお勧めすればよいのか迷う時があります。

 学びたい、感性を育みたいと思っていらっしゃる方に対しては、私が読んで感動した本や読み続けている本を推奨していきたいと思います。

 渋沢栄一さんの論語と算盤など四書や言志四録を読みそれを基に自分の言葉として記されている本をお勧めしたいと思います。

 その後さらに読みたいということになれば、四書や言志四録などその源流の本を読んでいくことをお勧めしたいと思います。

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言志耋録111条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録111条

「是非の心は人皆之れ有り」。但だ通俗の是非は利害に在り。聖賢の是非は義理に在り。是非、義理に在れば、則ち究に亦利有りて害無し。

引用終了

正しい心は人はみな見っているが、一般的な是非は利害関係から判断し、聖賢の是非は義に基づいている。義に基づいていれば利益はあっても害はない。
中小企業の支援をしているとき、特に苦しい状況にあるときはどうしても義ではなく利害を優先してしまう。自分もそのような助言をしてしまう。
一度立ち止まってこの場合「義」という視点ではどういう判断がなされるのか、考えられる人間になりたい。
そう思いました。
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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

弊社は、教育訓練とセットで必ず助成金を提案しています。

そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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石川県で理念経営を実践し、恩送りができる士業を育成することを目指す中小企業診断士西井克己です。

雑誌「致知」2019年8月号が届きました。特集「後世に伝えたいこと」を読みましたので感想を記載します。

今回の特集で、最も心に響いた特集は、インタビュー 東急不動産ホールディングス会長 金指潔さんの「意志あるところに道はひらく」の言葉からです。

致知の引用開始

 私は「伸びる人」はいても、「伸び続ける人」はいないと考えています。一度止まってから次に成長できる人が結果として「伸びていく人」と言われる存在になるのだと思います。

 人生山あり谷ありと言われますが、まさにそれと同じで、大事なのは谷から山に帰ってくることができるか否か。これには不思議なことに、運や巡り合わせが必要になってきます。ただ、その運や巡り合わせを引き寄せるためにも、本人が必死に努力することが欠かせません。必死にもがき、良縁を得た人のみがリーダーと呼ばれるポジションまで辿り着いているように感じますね。

感想

 伸びる人はいても伸び続ける人はいない。まさにその通りで、ある条件で伸びっていた方が、ある日その伸びが止まってしまう。

 もがいているのはわかるのですが、そこから伸びることができる方とそうでない方に分かれる。

 その違いは何なのだろうと感じることは少なくありません。

 運や巡り合わせということは、論理的ではないのですが個人的にはなんとなく腹に落ちました。

〇弊社が実施する社員教育にどう生かせるか?

 弊社は、リーダー研修や管理職研修のご用命をいただくことが多くなりました。

 その際に、研修を通じて伸びる方とそうでない方がいらっしゃいます。

 リーダーや管理職になられる方なので、伸びる方であることは間違いないのですが、現在谷の方と山を登っている方と双方がいらっしゃると思うとなんとなく理解できそうな気がしております。そしてその方たちにとって、伸びるきっかけを作る(引き出す)ことができれば、そんな役割を担っていきたいと思います。

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次世代のリーダーを育成するために、月1-2回就業前の1時間を教育に使ってみませんか?

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そして入金された助成金は、その教育訓練の修了者のための教育基金とすることも提案しています。

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言志耋録39条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志耋録39条

気象を理会するは、便ち是れ克己の工夫なり。語黙動止、すべて篤厚なるを要し、和平なるを要し、舒緩なることを要す。粗暴なること勿れ。激烈なること勿れ。急速なること勿れ。

引用終了

自分の気象を理解することは自己に打ち克つ工夫であり。語ること黙ること動くこと止まることもすべて手厚く、穏やかでゆっくりしなくてはいけない。
克己は、私の名の由来であり、毎日繰り返し声に出して、腹落ちさせているのですが、なかなか継続的な行動につながらない。それでも、それを目指して行動していきたいと思います。
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言志晩録219条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録219条

人事百般、都て遜譲なるを要す。但だ志は則ち師に譲らずして可なり。又、古人に譲らずして可なり

引用終了

仕事をしていると教えたり教わったり、助けたり助けられたりします。

お互いにゆったりとした気持ちで、譲ることが大事だと思います。

しかし、人それぞれ思いがありますのでその思いは遠慮する必要はない。

その思いは、志から頂くのではなく、自らの中でしか湧き出ないもの。

熱い思いはやっぱり何をするにも大事。そう思いました。

言志晩録187条

自己努力と相手を慮ること双方を満足する士業を育成する仕組みを作り後世に残すことを目指す中小企業診断士西井克己です。

佐藤一斎著 久須本文雄全訳注 座右版言志四録 講談社を少しずつ読み進めています。

今日は、言志四録を読んでから会社に出社しました。

今日読んだ中で一番心に響いた条を記録したいと思います。

引用開始

言志晩録187条

書室の中、机硯書冊より以外、凡そ平生使用する所の物件、知覚無しと謂えども、而も皆感応有り。宜しく之を愛して、或いは棄損すること莫かるべし。是れ亦慎徳の一なり

引用終了

普段扱っているものは、知覚はないけど感応はある。それを大切に扱うことは徳を慎むことの1つ。

製造業で整理整頓をなぜしなければいけないのか、よく議論になるところです。

自分の事だけではなく、みんなのことを考えるための1つの手段であったり、いろいろな理由はありますが、

社員の方は徳を慎むため。

とてもしっくりと来ました。

会社に関わってくれる社員が、仕事を通じて徳を慎む。こんな素晴らしいことはないと思います。

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